とどめの女子大生日記

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かわいいチョイス

ハンドメイドが得意な友人がいる。

彼女は、今まで一度もしたことないけどできればかっこいいことを

『⚪︎⚪︎してぇ〜』

と、ライフワークを要求するようなテンションで結構デカめの声で呟く。

例えば、

『ベース弾きてぇ〜』(謎の手の動き)(彼女は音楽経験がなく、ベースなんか持ってない)

といった具合だ。

 

ある日いつもの感じで

『イヤリングつけてぇ〜』

と言った。

彼女はイヤリングを持ってない。

と思いきや、イヤリングを作っている。

ハンドメイドでかわいいものたくさん作って、サークルで販売していた。

私は

『こないだ作ってたの、付ければいいじゃん?』

と言ったが、彼女は

『自分がかわいいと思ったものを作って付けとるってはずいじゃん‼︎』

と言われた。

その時はわけわからなかったのでスルーしたが、改めて考えてみるとなるほどなと思う。

 

彼女はきっと

『自分がかわいいと思ったものを身につけてる=自分はかわいいと思っている』

という考えなのだ。

でも、それは、お店でものを選んで買う時にも言えるんじゃないかと思う。

お店でかわいいと思うものを探し、自分に似合うもの、かわいいものを選んで買う。

 

さらに言えば、女は自分をかわいいと思う選択を毎朝繰り返している。

毎朝自分がかわいく見える衣服を選んで身につけ、自分がかわいく見えるように髪をセットし、自分がかわいいと思えるように化粧を施す。

 

けど、これがなかなか難しい。

朝起きるのが大変とか、時間がないとかじゃなくて、自分がかわいく見える選択をしている自分に慣れるのが難しい。

簡単に言うと、恥ずかしいのだ。

中学生の時、初めて化粧をした時の恥ずかしさは親や兄弟に茶化される恥ずかしさではなく、自分がかわいく見える選択をしている恥ずかしさだったのだ。

 

ハンドメイドが得意な友人はもちろん大学に化粧もしてきてない。

髪のセットもしていない。

かわいいのチョイスから逃げて生きている。

 

ハンドメイドが得意な友人はまた言った。

『優しい彼氏と付き合いてぇ〜!』

 

頑張ってほしい。