とどめの女子大生日記

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怒られるうちが華

高校3年生ぐらいから、怒られなくなった。

私の母は私を小さい時から怒り飛ばしていた。

だから私は怒られ待ちをしてしまう。

私がいい子になったわけではなく、私に希望がなくなってしまったからだと思う。

母は私にいい子になって欲しいという希望があったから怒っていたんだと思う。怒ってももう直らないと、希望を捨てたんだと思う。

 

生まれて初めて寝坊した。

朝寝坊ではない、昼寝坊だ。

午前の授業を終え、一度帰宅し、昼食を取り、満腹になり、夕方からの授業まで少し休もうと思ってベッドに横になったら授業開始の時間に目覚めた。

今まで寝坊なんてしたことがなかったのでそれはそれは驚いた。

寝坊して起きたら、まず何からしたらいいのかわからなくなるということがわかった。

 

とりあえず家の鍵を閉めて陶芸の授業に行った。

今日は前回作った作品が返却されるはずだった。

前回私が作った作品はたまたま綺麗に模様が出ていて、先生が褒めてくれた、気に入っていたお茶碗だった。

急いで陶芸の教室に入ると、もうみんな前回の作品を返却してもらい、今回の作品に取り掛かっていた。

私も作品を返してもらおうと思い、作品が置いてある棚に行くが、作品がない。

同じ班の友人に聞くと、さっきまで棚に置いてあったし、先生が返却の時に褒めていたから確実にあるはずであるという。が、なくなっていた。

茶碗の裏にはサインがあるから、よく見れば間違えるはずはないのだが、みんな同じようなお茶碗を作っているので、誰かが間違えて持っているのだろう。一人一人確認してもらったし、同じ班の人たちも一緒に探してくれたが見つからなかった。

 

バチが当たった。

私が寝坊したがばっかりに気に入っていたお茶碗は返ってこなかった。

寝坊した私が悪いのに一緒にお茶碗を探してくれた同じ班の人たちにも申し訳ない。

 

怒られなくなってしまった今、こういう痛い体験で自分を律さなくてはならない。

怒られる方がマシだった。

二度と寝坊はしない。